アイスの甘さで立ち直りつつあったものの、既に書店は閉店を迎える時間。ということで、書店めぐりは翌日に持ち越すことにして、ワイ川の辺りを散歩。
川沿いにはこんな気持ちの良いフットパスが続いている。
この街の素晴らしいのは、古本屋だけでなく、大自然も気軽に楽しめるところ。歩いて数分で、こんな景色と出合える。ワイ川の水は非常に澄んでいて、水底もくっきり見えるほど。カモの親子がぷかぷかしているかと思えば、下流では家族でカヌーを楽しんでいたりする。フットパスをゆっくり歩いていると、さっきまでヘイ城の本棚でショックを受けたことも、バカらしく感じてきた。
恩田陸の小説じゃないけれど、蛇行する川のほとり、という感じ。
そして散歩を楽しんだ後は夕食。せっかくなので、宿に併設されたパブで。手ぶらで行って、好きなだけ食べて飲んだ後は上の部屋に行くだけっていうのは、実に気楽でいい。その日のスペシャルの鴨が売り切れとのことで、スカンピ・アンド・チップスを。自家製タルタル・ソースが美味だった。
食後は、時間がいっぱいあるから読書でも、と思っていたのだけれど、疲れていたのかあっという間に夢の世界へ…。
(続く)