勝手にネットを張ってバレーボールを楽しむ人たち。お世辞にもうまいとは言えなかったけれど、ものすごく楽しそうで、観ているこちらも笑みが漏れてしまう。しばらく何もせずに芝生に座りまったりした後に向かったのは…
ケンジントン・パレスの「オランジュリー(The Orangery)」。実はロンドンに来てすぐのころ、一度行ったきりだったので、こんな緑のトンネルがあることも忘却の彼方だった。
予約は入れていなかったけれど、待つことしばし。無事に席を獲得。今回は本当に久々の、アフタヌーン・ティーを楽しむのが目的。ここのアフタヌーン・ティーは他の有名ホテルのものと比べると安価だけれど、それゆえにレベルは少々…という声を聞くこともあるものの、7、8年前に食べたときと比べると、レベルアップしている印象を受けた。とにかく、この建物の雰囲気と青空、紅茶とスイーツがあれば、幸せにならないわけがない。
食後にちょっとだけケンジントン・パレスのショップに立ち寄る。ちなみにここのトイレのマーク、王室好きにはたまらないちょっとした工夫が。
気分だけはロイヤルになれる(笑)。
芝生の上に寝っころがって思う存分のんびりした後には、公園のすぐそばの「ラヌーシュ (Ranoush)」でお気に入りのオクラのシチューを食べて大満足。
本当にロンドンでは、晴れた日に特に何をするというわけでもなく公園でぶらぶらするということこそが、一番の贅沢だと思う(今回はアフタヌーン・ティーというちょっと特別なイベントもあったけれど)。